政府は13日、アフリカでの医学研究や医療活動で顕著な功績を収めた研究者らを表彰する「野口英世アフリカ賞」の第2回受賞者に、ロンドン大衛生・熱帯医学大学院学長のピオット博士(64)=ベルギー国籍=、ウガンダのマケレレ大感染症研究所長のコウティーニョ博士(53)の2人を選んだと発表した。
授賞式は6月1日に、横浜市で始まるアフリカ開発会議(TICAD)に合わせて行われる。両博士には賞金各1億円が贈呈される。
同賞は5年に1度、政府が賞金付きで表彰する学術賞。ピオット博士はエボラ出血熱のウイルスを特定するなど、さまざまな感染症対策に貢献した。コウティーニョ博士は長年にわたり、エイズウイルス(HIV)に感染した患者に対する治療活動に取り組んできた。(2013/03/13-18:16)
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