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12日の東京外国為替市場で円相場は5日続落。17時時点では1ドル=96円34~37銭近辺と、前日の同時点と比べ29銭の円安・ドル高水準で推移している。20日に発足する新体制の日銀が4月の定例の金融政策決定会合を待たずに臨時会合を開き、追加金融緩和を打ち出すとの観測が台頭。朝方に96円71銭近辺と、2009年8月12日以来約3年7カ月ぶりの円安水準を付けた。その後は利益確定を狙った買い戻しや新規の円買い注文などが入り、夕方にかけて円はじりじりと下げ幅を縮めた。
午後の東京市場で日経平均株価が下げに転じ、中国市場で上海総合指数が下落したことも低リスク通貨の円の底堅さにつながった。
日銀副総裁候補の岩田規久男学習院大教授と中曽宏日銀理事の午前の参院での所信表明に対する相場の反応は限られた。日銀が公表した2月の金融政策決定会合の議事要旨で買い入れる長期国債の年限の長期化など追加の金融緩和策を巡って議論が深まっていたことが判明したが、市場の動意は薄かった。
9~17時の円の安値は96円69銭、高値は96円32銭近辺で、値幅は37銭ほどだった。
円は対ユーロで7日続落。17時時点では1ユーロ=125円28~30銭近辺と、同35銭の円安・ユーロ高水準で推移している。日銀の追加金融緩和が前倒しで決まるとの観測で早朝に一時126円03銭近辺と、2月13日以来約1カ月ぶりの安値を付けた。アジア市場の株安を手がかりに円を買い戻す動きが出たため、夕方にかけて下げ渋りが顕著だった。
ユーロは対ドルでほぼ横ばい。17時時点では1ユーロ=1.3001~05ドル近辺と、同0.0006ドルのユーロ安・ドル高で推移している。米株高を手がかりに朝方からリスク通貨とされるユーロを買ってドルを売る動きが先行した。しかし、アジアの株安がユーロの重荷になった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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