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今回発表された未曽有の南海トラフ巨大地震の被害想定には、大事な前提がある。あくまでも最新の科学的知見に基づく最大クラスで、最悪のケースの発生確率は1千年に1度か、それよりもっと低いということだ。
中央防災会議の作業部会は「『正しく恐れる』ことが重要」と説明。群馬大の片田敏孝教授(災害社会工学)も「車で死亡事故に巻き込まれるよりずっと低い確率の想定に右往左往する必要はない」とした上で「想定に関係なく、誰もが日頃から無理ない範囲で備えをしておくことが大切だ」と訴える。
では今からできる備えは何か。備え・防災アドバイザーの高荷智也さんは「死なないための準備」として最初に家の耐震診断と耐震補強を勧めた。「家が潰れて下敷きになれば津波が来ても逃げられない」。家具や家電が倒れたり飛んだりして致命傷を負わないよう固定することも大事だ。
避難をする際には3日分の水や食料などを用意し、非常時に持ち出せばいい。食料は震災直後に1週間分を無理して運び出すより「家に備蓄し、避難後に戻って入手すればいい」と高荷さん。「普段使うものを少しだけ多めに買って備蓄するなど、日常生活を防災スタイルに変えるのがポイント」と助言している。
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